パワハラに対応するためのポイント michidoo, 2020年3月26日2025年4月7日 パワハラとは、職場で共に働く人たちに対して、立場を利用して仕事の範疇を越えた精神的苦痛や肉体的苦痛を与えることを指します。 パワハラの難しい所は、自分自身がハラスメントを受けていることに気が付かずストレスをため込んだり、精神的に追い込まれたりするケースが多いことです。 違和感を感じたり精神的苦痛を感じるようになったら、まずは記録を付けてみましょう。 コンテンツ1 記録を付ける場合のポイント2 証拠を溜めておくことが必要3 記録を取る目的の大きな二つの理由4 まとめ 記録を付ける場合のポイント 記録を付ける場合のポイントは、いつ、どこで、誰からどのようなことを言われたのかや、されたのか細かく記録することです。 例えば、必要な資料を回してくれなかったり、仕事を妨害したりわざと手間を増やすようなことをしてくるのはパワハラにあたります。 また、執拗に人格的な攻撃をしきたり、必要も無いのに長時間拘束するのも同様です。 さらに、直接危害を加えなくても、暴力的に威嚇するのも該当します。 例えば目の前の物に当たったり、物を投げたりするのも同様です。 ただ、中には周囲だけでなく、当事者にもそうとは分かりにくい方法で行われる場合もあります。 例えば、アドバイスのつもりで執拗に細かい点を延々と注意したり、職場で監視されたりといったことが挙げられます。 また、断ることが難しいにもかかわらず、仕事が終わった後に飲みや食事に誘って長時間拘束するといったことも当てはまります。 証拠を溜めておくことが必要 こうした事例に対しては、証拠を溜めておくことが必要になってきます。 自分でも気にしすぎかなと思うようなことでも、違和感があれば必ず記録しておきましょう。 職場でメモを取る場合が難しい場合は、ケータイのメモ機能を使って記録を取っておいて帰宅してから纏める方法をお勧めします。 呼び出されてからの罵倒や人格攻撃などは、録音しておくとさらに有利です。 メモは取りっぱなしにするだけでなく、詳細を日記形式でまとめておきましょう。 記録を取る目的の大きな二つの理由 記録を取る目的は、大きく二つの理由があります。 一つは、ハラスメントを訴えたり改善してもらう場合に、有利な証拠として使うことが出来るという点です。 まずは、信頼できる上司に相談してみてください。 また、パワハラの相談口がある場合は、記録を持ってまずそちらで相談しましょう。 それでも改善されたり対応されないようだったら、裁判に訴えるという方法もあります。 自分が個人的に付けてきた記録でも、裁判所が認定すれば証拠能力があるとして有利に働きます。 また、何ら変化が無い場合は転職する必要がありますが、その際にも記録が必要になってくるかもしれません。 記録を取る目的のもう一つが、自分を客観視するためです。 人間関係における圧力は、なかなか自覚することが出来ません。 知らず知らずに心の負担になって会社に行くことが苦痛になったり、悪い場合では心の病気にかかることがあります。 鬱病になるまで追い込まれると、仕事を続けるどころか生活を立て直すのも大変になってしまいます。 自分で自分を追い込まないためにも、記録をとって状況を確認すると共に自分を客観視しましょう。 ストレスや苦痛を緩和するだけでなく、心の健康を損ねないためにも記録は必要です。 まとめ パワハラを受けた人の中には、自分で自分のことを責めてしまったり、必要以上に仕事を頑張ってしまう人も少なくありません。 しかし、過剰に適応することで無理が生じてしまい、自分自身を追い込むことになります。 しかしパワハラはあくまでそれをする側の問題であり、会社が適切に処置すべき問題です。 自分一人で抱え込まずに、周囲に助けを求めましょう。 もしそれが不可能な場合は、転職をして会社そのものから逃げることをお勧めします。 長く前向きに働くためにも、ハラスメントから自分を守るための行動を取ってください。 参考:部下からパワハラで訴えられた時、パワハラと言われた時の必要な対応 最終更新日 2025年4月7日 あなたにおすすめの記事神社の謎を解き明かす!日本全国の神社の歴史と意義お客様への販売促進という形で関連会社に提供するUSCPAは可能性に満ちた資格風俗アルバイトは大変ですビルの水回りメンテナンス:トイレ、キッチン、配管の点検と清掃洋上風力発電のメリットと課題未来を創る一手―起業家たちが手掛けるイノベーションの世界バンコクでコンドミニアムを借りるには 仕事