毎日使う快適性や起床に影響する枕の選び方 michidoo, 2019年11月5日2025年4月7日 寝具の中でも頭を支える重要な役割の枕は、選び方1つで睡眠の快適性や朝の目覚めに影響します。 硬過ぎたり柔らか過ぎると、首に負担が掛かる以上に違和感を覚えたり、気になって睡眠に集中できなくなります。 前者は頭を乗せても変形しないのが問題で、反発は起こらないとしても、柔軟にフィットしないことが違和感に繋がります。 一方、後者は沈み込みが違和感に結びつき、そして首や肩に力が入って疲れてしまいます。 こういう寝具は長い目で見ると健康に良くないので、勿体ないからと無理に使い続けるのはNGです。 参考→枕 選び方 コンテンツ1 首の曲がりや肩周りの負担に関わる高さ2 自然なS字を描けるものが理想的3 素材も重要な選び方の基準4 ダウンは冬場に最高の寝心地を得られる 首の曲がりや肩周りの負担に関わる高さ 本当に絶妙な硬さのものだと、頭を乗せた瞬間に違いが分かりますし、自然とフィットして直ぐに眠りに入れます。 硬さと同様に重要な枕のポイントは、首の曲がりや肩周りの負担に関わる高さです。 低いと首が反って力が入ってしまい、高ければ姿勢がおかしくなってやはり首、肩などに負担が掛かります。 基本的に女性や子供は低め、男性や骨格がしっかりしている人は高めを選ぶと、フィットするものが見つかりやすくなります。 細身の人も低めが向いていますし、女性でも運動して筋肉がついているのであれば、高めの方が合う可能性が高いです。 選び方はあくまでも目安の1つですから、なるべく実際に頭を乗せてみて、比較検討で納得できるものを選ぶことが大切です。 性別や年齢に体格と、生活習慣などでも合う合わないは変わってくるので、誰にでもフィットする枕というものはないでしょう。 自然なS字を描けるものが理想的 選び方には就寝中の寝姿勢も関係しますし、仰向けと横向きで大きく異なります。 仰向けは沈み込みや形状が首の形に影響するので、自然なS字を描けるものが理想的です。 反り過ぎたり、いわゆるストレートネックになってしまうものは、首に負担が掛かるので不向きです。 朝起きた時に肩こりを感じる場合もあるので、折角の疲れを癒やす睡眠が台無しです。 横向きで寝る割合が多い人は、横から見た時に首の骨が真っ直ぐになるように、形状や高さを合わせるのがベストです。 また、眠る時は首に隙間を作らず密着させるのが正解で、自然にそうなる寝具を選びたいところです。 もう1つのポイントは表面積の大きさで、好みによるところもありますが、日本人だと体型的に標準サイズを選択するのが無難です。 小柄な人は小さいサイズの方が向きますが、子供は逆に大きめの方がフィットしやすいでしょう。 理由は大人よりも体温が上がりやすく、暑さで頻繁に寝返りを打つことで、頭の位置が枕からズレやすいことにあります。 素材も重要な選び方の基準 当然ながら素材も重要な選び方の基準で、硬さや蒸れにくさにリラックス感などで比較、検討することができます。 今やすっかり定番のウレタンフォームは、低反発で頭の形に合わせて変形したり、優しく反発するのが特徴です。 より広い面積で頭に密着するので、点ではなく面で支えられる感覚が得られます。 ただ、隙間ができにくい分だけ蒸れやすく、特に夏場は汗が乾きにくく不快感が増す傾向です。 通気性を求める素材ではありませんから、夏は他のものを選び、季節に合わせて使い分けるのが1つの方法となります。 凹凸で立体的な形状をしている体圧分散タイプは、点と面のいいとこ取りともいえる作りをしています。 無負担時の形状は点で頭を支えるイメージですが、頭を乗せると頂点が適度に潰れて面を作ります。 それが通気性を確保しつつ反発力も併せ持つ、絶妙な寝心地の実現へと至ります。 圧迫感のなさや寝返りのしやすさもあるので、一度枕選びに検討してみる余地があるでしょう。 ダウンは冬場に最高の寝心地を得られる ダウンは保湿性があって包み込むように変形するので、冬場に最高の寝心地を得られるものです。 クッション性や吸湿、通気性なども良好なバランスですから、誰にでもおすすめできるタイプだといえます。 勿論、素材が素材なので価格は高めの傾向ですが、快適な寝具が手に入る可能性の高さを考えれば、むしろ前向きに検討すべき候補となります。 中材にストロー状のパイプを使ったタイプは、通気性重視で蒸れとは無縁ですし、何より軽いので取り扱いが楽です。 シャリシャリとした音や、お互いが滑りやすく容易に変形してしまう欠点はありますが、価格が手頃で気軽に試せるのが魅力です。 中身の量を好みに合わせて増減できたり、汚れても丸洗いで直ぐに乾かせるなど、メリットは他にもあります。 スタンダードな形状はハズレを引きにくいですが、同時に自分に合う最高の寝具にもなりにくいでしょう。 窪みを設けて首のS字を作るタイプだと、自然な寝姿勢が得やすいですから、就寝中の首に不安がある人に向きます。 更に立体的で複雑な形状のものは、人によって合う合わないがハッキリとしたり、価格が高めになるのが難点です。 合う人にはジャストフィットしますが、合わない人には全く駄目なので、価格帯を考慮するとオーダーメイドの方が良いということになりがちです。 現実的かつ当たりハズレの心配が少ない選び方は、定番の形状で高さや大きさ、それに中材の組み合わせを比較検討することです。 最終更新日 2025年4月7日 あなたにおすすめの記事仔馬からゴールインまで。サラブレッド競走馬の生涯福島孝徳先生は神の手と呼ばれる名医なのです酵素ダイエットで体の中から綺麗にスリムわが子との歩みから見つけた、障がい者支援のヒント軟包装の利点と欠点:食品保存や環境への影響スッピンでも怖くない!歯科検診の重要性:定期的なケアの利点ゼロエネルギー住宅のメリットとデメリット 健康