競馬でギャンブル依存症になった場合の対処法を考えよう

最初は嗜む程度だったのにも関わらず、だんだんと競馬にのめり込んでしまい、多額のお金を使うようになり、借金をしてまで馬券を買ってしまうようになったという人も多いかもしれません。
このような状態はギャンブル依存症にあたり、頭では悪いとわかっているのにも関わらず、気づくと歯止めがきかなくなっていて、競馬をしてしまうという毎日を過ごしている人も多いことでしょう。
できることならば一刻も早く足を洗い、美味しいもの、大切な人、さらには将来の自分に対してなど、有意義にお金を使いたいものです。

ギャンブル依存症の特徴

競馬によるギャンブル依存症は、実は病気だと自覚しなければ自分で克服することはできません。
ギャンブル依存症の特徴としては、いくつかのことが挙げられます。
ギャンブルのことを常に考えていたり、使ってはいけないお金にも手を出してしまう、ハラハラドキドキ感を味わうためにヒートアップしてしまうと負けてもギャンブルで取り返そうとするなどのことが挙げられます。
その他にもギャンブルをしなければ落ち着きがなくなってしまったり、給料が出たらすぐにつぎ込んでしまうと場合によっては借金をしたり、財布にあるお金はなくなるまで使ってしまうなどのことが該当します。
これらに当てはまる項目が多ければ多いほど、依存症になっている可能性が考えられるでしょう。

依存症になってしまう人の原因

このような依存症になってしまう人には様々な原因が考えられます。
大当たりの時の快感が忘れられなかったり、お金がないので増やしたいという思いが強い、日常のストレスを発散させたいと現実から目を背けたいなどのことが該当します。
このようにギャンブルをすることで快感が得られる、ギャンブルをしている時だけは嫌なことを忘れることができるなどの状況にハマり、抜け出せなくなる可能性が大いに考えられるでしょう。
中には自分はギャンブル依存症ではなく、ただ競馬が好きなだけだと思っている人も多いかもしれません。
この二つの違いはギャンブルのために借金をするかどうかが挙げられます。
ギャンブル好きの場合には、借金をしてまで遊ぶことは考えません。
自分のお小遣いの範囲内で使うことを心がけ、家族にも迷惑をかけることなく、仕事や生活に支障のない範囲内で楽しんでいる人は競馬好きと言えます。
反対に依存症の場合には、借金をすることが挙げられます。
ただ好きなだけでは借金をしてまでしようとは思いません。
しかし依存症となると生活の中の一つとして捉えるようになるので、借金をしてでもやることが止められなくなります。
これはまさに正常さを失っている状態とも言えます。

病気だと認識して病院に入院する

さらにはギャンブルで抱えた借金が高額になり、仕事や家庭にも支障をきたすようになります。
このような状況の場合には、少しでも早く借金問題を解決し、依存症からの脱却を目指す必要があります。
どうすれば克服できるのかと言うと、その一つが病気だと認識して病院に入院することです。
入院して治療を行うことで立つことができるので、生活を改善するには最適な方法と言えるでしょう。
入院治療の内容としては、他の依存症患者と一緒に集団生活をしたり、学習意欲を上げるプログラム、運動などに参加して、心構えを作り上げることが目的となっています。
日常生活から大きく改善したいと考えているのであれば、入院して治療を受けることが一番です。

ギャンブラーズアノニマスに通う

そして二つ目にはギャンブラーズアノニマスに通う方法が挙げられます。
ギャンブラーズアノニマスとはどのような事なのかと言うと、依存症を抱えている人たちを助けてくれる団体のことを指します。
同じ依存症の問題を抱えている人の悩みを聞くことができ、一緒に話をすることも可能です。
そしてその他に打ち込めることを探すことも一つの手段と言えるでしょう。
他に何か熱中できるものを見つけることで克服できるようになるでしょう。
時間を費やすことを何か違う方法で補うことができます。
例えば仕事に役立つ資格を取るために勉強をしたり、近くのスポーツスクールに通うなど、現在やりたい、もしくは興味のあることを選んでみましょう。
打ち込むことを見つけることにより、ギャンブルをする暇もなくなるので、自然に依存症を克服できるようになります。

最低限の現金しか持ち歩かないこと

そして最低限の現金しか持ち歩かないことも一つの手段と言えるでしょう。
財布にお金を入れないことも効き目のある方法です。
競馬をするためにはお金は必要不可欠であり、少ない金額だとできないので、最低限の金額しか持ち歩かないように努めてみましょう。
外出する場合には、自宅にクレジットカードを置いていくことも忘れないようにしましょう。
そしてギャンブルに関係している友人や知人との交友を絶つこと、また欲しいものリストを作成する、月の支出を明確にするなどのことも重要なことです。
特に月の支出を明確にしてみると、自分がどれだけお金をつぎ込んでいるのかが分かるでしょうがあるこれを目の当たりにすることで、だんだんと馬鹿らしくなる可能性もあります。

まとめ

月にどれくらい使っているのか分からないのであれば、まずは一度支出を確認してみるとよいでしょう。

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最終更新日 2025年4月7日